おはようございます。
今日は「姿勢で語る」という話をします。
仕事をしていれば、常に先輩がいて後輩がいて、人生で言えば、自分の父や母がいて、自分の子どもたちがいる。
つまり僕たちは、いつも誰かと誰かの“間”に立ち、姿勢で見せなければいけない場面がたくさんあります。
多くの場合、これまで培ってきた価値観の中で、「こうするんだよ」「こうやりなさい、ああやりなさい」と、つい言葉で伝えてしまいます。
ですが、初めての人は「こうやりなさい」と言われて、表面上は「はい」と素直に返事をします。
しかし腹の中では、「なぜこんなことをしなくてはいけないのだろう」「本当に必要なのだろうか」と思いながら、「はい、分かりました」と言っていることが多い。
これを続けていけば、いずれ必ず問題が起きると僕は思っています。
具体的に、僕自身の話をします。
先日、近くの公園に子どもたちを連れて行ったときのことです。
公園に着くと、たばこの吸い殻やお菓子のゴミが、公園の中だけでなく外周のフェンス付近まで、かなり散らかっていました。
子どもたちが遊ぶ公園がそんな状態だと、正直とても気分が悪くなりました。
そこで僕は、子どもたちが遊んでいるのを見ながら、一人でゴミ拾いを始めました。
それを繰り返しているうちに、3歳の息子が
「お父さん、ちょっと来て!」と言うので、「なに?」と聞くと、
「ゴミ!」と言って、ゴミを僕に渡してくれたのです。
僕がゴミ拾いをしている姿を見て、ゴミ拾いをゲーム感覚で“楽しいこと”だと感じてくれたのかもしれません。
ブラックサンダーのゴミを持ってきて、「はい!」と渡してくれたときは、正直すごく嬉しかったです。
そんな中、公園に遊びに来ていたおじいさんとお孫さんが、帰り際に僕に声を掛けてこられました。
大人の方から声を掛けられることはあまりないので、「何だろう?」と少しドキッとしたのですが、その方はこう言われました。
「私はこの町内会の副会長をしている者です。いろんな大人が子どもと公園で遊んでいますが、ゴミを拾っている大人を初めて見ました。
この公園は私が管理しているのですが、ゴミが多くてどうしようかと思っていたんです。」
実は、砂場にオロナミンCの割れたガラス片が散らばっていて、僕はそれがとても気になっていて姿勢を変えながら、太陽の光に反射してキラッと光るものを一つずつ拾っていたところでした。
その方は、
「砂場のガラスが気になっていたけど、細かすぎて自分には拾えませんでした。」
と仰っていました。
僕は、
「子どもたちのためですから、ケガをしてはいけないし、これはやりますよ。でも、たばこの吸い殻だけは腹が立ちますね。」
と正直に伝えました。
すると副会長さんが、
「今度、ボランティアの中学生を呼んでゴミ拾いをさせようかと思っている。」
と話されました。
それに対して僕は、
「それは少し違うかもしれません。ボランティアをする子たちは、もともと意識が高いからボランティアをしています。そういう子たちは、そもそも公園にゴミを捨てません。
大事なのは、徹底的に姿勢で語ることだと思います。
ここを綺麗にし続けて、『ここは絶対にゴミを捨ててはいけない場所だ』と感じてもらうくらい、姿勢で見せ続けることが必要だと思います。」
と、自分の考えをお伝えしました。
この話は、どんな場面にも通じると思います。
僕は、どこを歩いていても、目に入ったゴミがあれば拾います。
ただ、出張中で両手が塞がっているときなど、どうしても拾えない場合もあります。
近くにゴミ箱があれば拾って捨てますが、なければ端に寄せて、
「ごめん。ここまででごめんね」
と、ゴミに謝ります。
どうしても拾えないときでも、ゴミの存在に気づくことが大切です。
たかがゴミかもしれませんが、されどゴミです。
自分たちが生きている環境を良くしようと思えば、こうした一つひとつが気になって当然だと、僕は思います。
こういうところに目が行き届く人が一人でも増えれば、もっと気持ちのいい世の中になるのではないでしょうか。
「ゴミを拾いなさい。」と言われたら、
「なぜ拾わないといけないの?」
と感じるのが普通です。
だからこそ、自分が率先して拾い、その姿勢に共感してもらうことが大切です。
例えば若い人に、
「これやったらモテるよ。すぐじゃないかもしれないけど、姿勢を積み重ねたら絶対モテるよ」
と言えば、
「マジっすか?じゃあやってみます!」
となるかもしれません。
きっかけ作りは何でもいい。
自分たちの置かれている環境を良くしたいと思い、姿勢で語っていくことが大切なんだと思います。
言葉ももちろん大事ですが、それ以上に姿勢です。
製造現場についても、なぜ綺麗にしなければならないのか、今一度考えてみてください。
自分たちの台所でたこ焼きを作って、最後に粉を袋のままパンパンとはたきますか?
しませんよね。
床に粉が散らばっている状態を良しとはしないはずです。
はたくなら、場所を考える。
それを「そうだよね。」とみんなで共感し合い、徹底することが大切です。
ぜひ一度、みんなで姿勢を見直し、そこから一歩前に進んでください。
そうすれば、きっといい人生につながっていくと思います。
今日も一日、よろしくお願いします。
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黒瀬 貴之

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